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【うつ病遍歴③】転院

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 前回の記事で、予約がいらなくてすぐ診てもらえる病院を選んだ結果、病状がさらに悪化した私は、過呼吸になり「これは死ぬ!」と感じました。

 

セカンドオピニオンなどを検討すべき段階だったと思うのですが、田舎の街に住んでいたため、病院の選択肢は少なく、良さげなところは予約がいっぱいという状況。

 

一人暮らしで、無理して食べる、食べさせられるということもできず、ご飯を食べていない状況が何日も続いて、もう無理だと思いました。

 

幸い、両親も健在なので、実家を頼ることにしました。

 

実家は一人暮らししていた街よりも少しばかり都会で、病院の選択肢もあります。

薬を飲めば飲むほど体調が悪くなるという現在の状況や、ぼろぼろになった生活環境を改善できるという思いもありました。

 

通っていた「やたらと綺麗でアコギな商売で儲かっていそうな病院」に「生活が維持できないから実家に帰る」という理由で診断書をもらい、すぐさま電車に乗って実家に帰りました。

 

その間も過呼吸は続き、また、パニック障害ではありませんが、人混みが物凄いストレスだったので、実家に帰ったあとは、完全に寝たきりになりました。

 

それでも、もらった薬を飲み続けていましたが、病状はどんどん悪化。

むしろ薬がいけないんじゃないかと思ってしまうレベルです。

 

過呼吸で息苦しさが続くので眠ることもままならず、三食無理して食べさせられていたものの体力はどんどん落ちていきます。

 

実家近くの病院でも、やはり評判のいいところは数ヶ月待ちという状況。

 

ただ、はたから見ても私の症状は一刻一秒を争うように見えたみたいで、心配した両親が医者に泣き付き、診察時間外になんとか初診をねじ込んでもらったようです。

 

(今考えれば、両親にも感謝ですし、診察時間外にも予約を入れてくれるこの病院は、すごく患者に親身になってくれている病院だったのだと思います。)

 

 

 

そして初診。

 

 

まずはカウンセラーと1時間くらい面接して、その後、医者と1時間の初診。

 

合計2時間です。

 

前の病院では初診から診察時間が5分だったので、単純に12倍の診察代を取られるんじゃないかと内心、財布の中身を心配していたのを覚えています。

 

ただ、診療報酬的には「〜30分」「30〜1時間」のように分けられるみたいで診察代はほとんど変わりませんでした。カウンセリングも保険適用で数百円でした。

 

前の病院がいかに適当だったかがわかるお話かと思います。

 

 

そして先生に言われたこと。

 

「君の病状は明らかにうつ状態だと思われる。が、前の病院で処方されている薬は(何かの方針があってのことかとは思うが、)『うつ』にも効くが、どちらかと言ったら『統合失調症』寄りの薬です。過呼吸はその薬の副作用だと思われるので、まずは薬を変えて様子を見ましょう」

 

 

私は「やはり毎日、毒を飲んでたんだ!」と思いました。

 

 

家に帰って薬を変えてみると、ピタリと過呼吸は止まり、とりあえず眠ることができるようになりました。

 

健常者が100だとすれば、うつ病になり、60になった私は通院により30くらいにまでマイナスになりました。

うつが寛解する状態がさらに遠のいた形で転院し、まずは30を60にするところから再スタートすることになります。

 

 

今後は、「合う薬を探す旅」「デイケアに通った話」などをしていけたらと思っています。

 

現在、(私もですが)うつに苦しんでいる方に、何かの参考になれれば幸いです。