鬱と株

株の売買記録と鬱の体験について

【うつ病遍歴④】薬探しの旅/うつ病患者の3割は抗うつ薬が効かない!

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医者の見立てや体質で最初に処方された薬がピタリと合う人と合わない人がいます。

 

合わない薬を飲んでいる場合、副作用ばかりが出て、むしろマイナス効果になることも。

 

当時、10年もうつ病と付き合うことになるとは思っていなかったので、お薬手帳などに書いたりはしていませんでした。

なので今回は、現在、国内で処方されている抗うつ薬を調べてみて、「これまでに私がおそらく処方された」と思われる薬を書いてみます。

 

ドグマチール

デプロメール

パキシル

ジェイゾロフト

○レクサプロ

サインバルタ

 

これを、転院後、最初期は週に一回、クリニックに通い、処方の量や、副作用への対策などを試していくことになります。

 

現在は副作用を抑えられていますが、当時、出ていた副作用を思い起こしてみると、

 

○呂律が回らなくなる(これはかなりショックでした)

○手が震えて文字が書けなくなる(これもすごくショックをうけます)

○気持ち悪さ(吐くまで行かない気持ち悪さがずっと続きました)

○のどが乾く(やたらと水を飲むようになります。いずれ書きますがデイケアでもずっと水を飲んでいる人がいました。)

○頭がさらにぼーっとする(ただでさえ鬱で頭が働かないのに、さらにぼーっとします)

○肩こり・腰痛(それまで肩こりになったことが無かったので、肩の違和感が「肩こり」と気がつくまでかなりの時間が必要でした)

 

など。

 

これらの副作用を抑えることも同時に進めていきますから、「手足の震えを抑える薬(主に老人に処方される)」や「気持ち悪さを改善する薬」から血行をよくする漢方」まで、どんどん処方されていきました。

 

 

抗うつ薬を飲み始め、一定期間が立つと、効果的な患者は寛解の方向に向かうといいます。

ところが、私は薬によるプラス効果はほとんど感じられなく、むしろ副作用だけが辛かったのです。

 

これは前の病院でも、転院後の病院でも同じでした。

 

診察で「呂律が回らない」と伝えると「呂律が回る薬」を処方され、「喉が乾く」というと「喉が乾かない薬」を処方されました。

 

そしてこれは今でも覚えていますが、一番ひどい時で1日30錠(包←漢方もあるので)の薬を飲んでいました。

 

もともと私は自虐的な性格ですから「コレハ、ニンゲント、イエルノダロウカ?」なんて思っていました。

 

そんなどの薬も全く受け付けず、「薬探しの旅」に1年も費やすことになってしまいました。

私の勤めていた会社は福利厚生がわりと恵まれていたため、その間も休職をつづけていました。

 

そしてようやく「サインバルタ」という薬で副作用があまり出ないことがわかり、以降サインバルタの処方寮の上下で調整していくことになります。

 

 

ただ!

 

 

ただ、ですよ!

 

 

私はうつ病を治したいがために、毎週、病院に通っているわけです。

 

うつ病を治したいがために、いつか帰れると思って、どんどん減っていく貯金を眺めながら、誰も住んでいないアパートの家賃を払い続け、毎週数千円の診察・薬代を払っているわけです。

 

一年も薬探しの旅を続けていると、いつしか副作用を抑えることが目的地と思ってしまいますが、違うわけです。

 

 

ただ、旅を通して、私は薬による鬱が寛解する効果を感じたことが一度もありません。

それはうつ病歴が10年になった今もです。

 

 

実は、うつ病罹患者のうち3割は抗うつ薬が効かないのです。

 

 

医者は処方することによって診療報酬、院内処方なら薬代ももらえるので、それについては言われたことがありません。

 

 

ただ、私はこの3割の部類なのではないかと思います。

 

でなければ10年も待たずに、薬が効いて、とっくに寛解しているはずですから。

 

 

「じゃあ、毎日飲んでいるこの薬たちは、私の肝臓に負担を掛け、脳内をいたずらにかき混ぜているだけなのでは??」

 

と年に1〜2度思うことがあります。

 

抗うつ薬の効果がないのに、飲み続けるというのは、目に見える副作用が出ていないだけで、体には確実に負担をかけているわけですから。

 

そこで私は、医者に言われることなく、勝手に薬を飲むのをやめてしまったりもします。

 

 

すると、「服用をやめたことによる副作用」、いわゆる「離脱症状」が出てくるのです。

 

私の場合は立ちくらみが永遠と続いているような症状。貧血みたいな症状がずっと続きます。

歩くだけでクラクラして、そのまま気を失うんじゃないかと思えるほどです。

 

 

そして敢えなく、医者と西洋医学による薬への密かな反抗は失敗に終わり、また薬を飲み始めるわけです。

 

ちょっと調べると、抗うつ薬は、多かれ少なかれ、脳を楽しくさせるための薬です。

要は麻薬みたいなものなのです。

 

麻薬に依存症があって止められないように、抗うつ薬も依存があるのです。

(診療の明細に「麻薬加算」みたいなことが書いてありますし。)

 

 

と、いうことで現在はサインバルタからレクサプロに戻り、服用し続けていますが↓のような状態がもう8年くらい続いています。

 

・副作用はあまりない

・効果はあまり(全然)ない

離脱症状が出てやめられない

・金ばかりかかる(もちろん保険適用なので税金も食い潰している)

 

 

これって効果的な治療って言えるんでしょうかね??

 

私には高尚な方達の考えが分かりませんが、一定数(3割)の薬が効かない患者に対して、7割の患者のための治療を続けるのは、(どうせ効かないので)人生の時間を浪費されて、ただ病院の利益を生み出して上げているようにしか思えないのです。

 

ただの金づるですよ。

 

 

そして、私は紆余曲折を経て、デイトレに手を出してみるのです。

つい先日、なけなしの100万円で始めたところ、現在(20/12月)の時点で約−30万円を叩き出しています。

 

最悪です。笑

 

 

薬探しの旅は終えて、現在「レクサプロ」という一見安住の地にいるわけですが、10年という闘病期間を経て、20代、30代前半という時間を(言うと凹むので言いたくないのですが)無駄に浪費し、現在に至っているわけです。

 

ただ、薬は安定しても、病状はずっと低空飛行で、東日本大震災やコロナなど大きな災害などで時々墜落して動けなくなる、という生活を何年もしています。

 

薬探しはうつ病の治療における、ひとつの過程でしかありません。

要は寛解して欲しいのです。

 

これからもうつ病と長く付き合っていくことになりそうですが、人生についても色々と挑戦していき、安住の地をいつの日か見つけたいと思っています。

 

とりあえずはデイトレをがんばってみますね。

 

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このブログでは主に、デイトレの結果を書いていこうと思っていますが、私が経験した「うつ病」に関する体験を特にまとまりもなく、書いていこうとも思っています。

うつで苦しんでいる患者さん・そのご家族・近しい方々にとって、少しでも参考や反面教師になったら、私も社会で少しはお役に立てたかなと感じられて、本望です。

 

自己肯定感が低い私ですので応援していただけるとうれしいです。

よろしくお願いします。

 

 

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自分では共存している事柄なのですが、見にきていただける方達は違うのかなと思って分てみました。

→ うつ病の話

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