【うつ病】各種社会福祉について①(自立支援受給者証と障害者手帳など)
生活保護ですとか、障害年金ですとか、場合によっては叩かれる場合もあるナイーブなお話ですが、まともな人ならばもらいたくてそんな立場になったわけではないと思うのです。
私はもともと散財する質じゃないので、衣食住はぎりぎり賄える、それ以外の余裕は一切ないという生活を数年しています。
ちなみに実家には頼らず、片田舎で一人暮らしをしています。
しばらく、社会人という生活から距離をおけば、病状も安定するのではないか、傷ついた心の傷を癒せるのではないかと、こういう生活を取ってみたのですが、いまだに病状も良くならない、お金もなくなってきたという状況になり、一向に勤め人に戻れる気がしません。
そこで、いいか悪いかデイトレをはじめてみたわけです。糊口を得たいという思いでです。(それもマイナスを叩き出しているわけですが。)
こんな生活を知人に吐露することがあるのですが、「いいご身分だ」と心ない人にたまに言われることがあります。
HSPである私は数日寝込むくらいにめちゃくちゃ凹みます。
だって、食べるために生きているだけで、何一つ楽しみがないのですから。
別にしたくてこんな生活をしているわけではないのです。
会社を辞めた翌年、収入が激減(といいますかゼロ)になった私は税金が払えなくなり、市役所の福祉課みたいなところに相談に行ったことがあります。
収入がないので、健康保険や年金など各種税金を支払ったら生活ができなくなる状況にあったためです。
市役所に行く前に調べたところ、生活保護しか社会福祉上の支援策は見当たりませんでした。
ただ、田舎に住んでいる以上、自動車ですとかそう言った「資産」を持たないと生活できないので、生活保護は無理だなとわかっていたのです。
なので(生活保護もおなじですが)一時的に生活の困窮を救済する他の社会福祉制度がないか聞きに行ったわけです。
結論から言うとありませんでした。
担当者から言われたアドバイスは以下の二つでした。
・支払猶予ならできる
・生活困窮者のための缶詰があるからいる?
支払猶予は将来的に収入が見込める人には有効かもしれませんが、市役所に相談に行くのにもやっとの体調の私は数ヶ月後に仕事につき収入が見込める当ては一向にありませんでした。
また、缶詰に関しても今日、明日の食べるものに困っているわけではありません。今のところ貯金を削ってアパートにも住んでいますし、ボロボロの軽自動車ですが自動車ももっています。
ただ、税金を支払い、貯金が削られ、仕事もできず、という状態が続くと「詰み」になるのが目に見えていたので相談にきたわけです。
生活保護ですと、資産は持てないという原則から何も持たない状態にならなければなりません。
その状態になって生活保護を受給するというのを選択する人もいるかと思いますが、何かしらの理由で生活が困窮している人は、怪我とか病気とか、家庭環境とかなんらかの問題を抱えているわけです。
一度生活保護による生活に陥ってから、普通に仕事をして、普通に生活するというところに戻るのは、結構ハードルが高いのではないかと思うのです。
生活保護を−100点だとしたら、私は−50点くらいの現時点で−100点が「こんにちは」状態だったので、そうならないように助けてもらおうと思ったわけです。
−100から0を目指すよりも−50からの方が、社会復帰するにも、社会福祉(みんなの税金)の負担も少なくなると思ったためです。
生活保護ですと車も持てないわけですから、就職のハードルはいっそう高くなると思いますし。
ただ、そう言うある意味「中途半端」な人には支援の手がなかなか行き届かないようです。
例えばホームレスならば行政が把握できるが、家がなくてネットカフェで寝泊りしている若者の把握はなかなかできないのと似ています。
このお話は数年前のお話ですが、結局私は生活の質を落として税金を支払いました。
翌年から国民年金は収入がないため支払い免除をもらっています。
そして私が唯一受けている社会福祉と言えるものは「自立支援受給者証(精神疾患)」です。
これは、収入額とも連動するのですが、ひと月の()内の病気での医療費が一定額以上に達すると支払いが免除されるものです。
私の生活が困窮しているのと、病気が長引いているのを見かねてメンタルクリニックの先生が申請を勧めてくれました。
これによって、月2〜3000円は助かっている感じですが、それも食費に消えている感じです。
最近は「生きる」ってなんだろうと考えることがあります。
食べるだけが生きることでしょうか。今の日本、そうは言っても餓死するまで生活が困窮する、誰も食べ物を分けてくれない、という状況にはならないと思います。
ただ、餓死しなかったからと言って、その人が「生きててよかった」とたまに、ごくたまにすら思えることがあるのでしょうか?
そう言う感情がないまま、食べてクソして寝るという生活を繰り返すのと、死ぬのと何が違うんでしょうか?
私には違いがわかりません。
私は「生きる糧」が欲しいのではなく、もう少し欲張らせていただき、「生きがい」が欲しいと思っています。
「人の役に立つ」「人に必要とされる」もしくは「たまに好きなことができる」などです。
これは(私にはもはや贅沢と言えますが)一般的に贅沢と言えるのでしょうか?
ちょいと私にはわかりません。
次に障害年金について考えてみたいと思います。
私はもらっていませんが、私より実家の支援があり、困窮もしてなく、数倍元気、な人がもらっていたりします。
ただ、長くなってきたので分けさせていただきますー。
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