鬱と株

株の売買記録と鬱の体験について

【うつ病遍歴⑥】そして私はデイケアへ(後編)

 

デイケアに通い(前編)、朝起きて昼過ぎに帰るという生活リズムが整い始めてきたので、私は割と話す仲になった中退くん、アル中さん、ヘビースモーカーさんたちと擬似労働をすることになりました。

 

カフェは目の前のスーパーで買ってきたものを売ると言う簡単なお仕事。

ほかはエクセルで売り上げの経理をつけるような感じです。

 

私がまず雑用としてやらされたのが、入院病棟でのポスター貼り。

 

スタッフ引率の元、何人かと連れ立ってデイケア棟のバックヤードから入院病棟へと向かいます。

病院の裏側をみることができたのはちょっと興味深い経験でした。

 

各階への入口にはナースの詰所みたいなものがあり、そこで許可をもらわないと鍵を開けてもらえないと言う作りでした。

 

まずはエレベーターで最上階の5階に行き、階段で降りながらポスターを貼ろうと言うことになったのですが、入った病棟は窓が締め切りだからか淀んだ空気が立ち込めているのを感じました。

 

何人もの入院患者が各フロアにいるのですから空気が悪くなるのは当然のことです。

 

それでも一般の病院と違い、飛び降りとかの危険性があるからか、簡単に窓を開けられない事情があるのかもしれません。

 

患者さんたちは下の階にいくほど、明らかに病状が重そうな様子でした。

通路に何もしないでフラフラと立ち尽くしているだけ・・・という患者さんが増えていくのです。

 

一階の外来のフロアに戻り、デイケアに戻った私は、今までなかった経験にすっかり酔ってしまい、どっと疲れがでました。

 

ただ、もとから表情の薄い私は、あまり他人から感情の起伏がわかりづらい人間でした。

そういう疲れも人にはバレていないだろうな、と思って帰宅の時間を待っていると、やはりデイケアのスタッフはプロなわけです。

 

「はじめて、だったから疲れたと思うけれど、気をつけて帰ってね」

 

と言われました。

 

私は表情が薄い上に、健康だった頃からシュールな冗談が好きでした。

 

はい。電車に飛び込まないように気をつけます

 

私はいわゆる「うつ病ブラックジョーク」のつもりで言ったのです。

私の場合、そのくらいの冗談が言えるくらい調子が良かったと言えるのですが、スタッフには本気で心配されました。

 

下手な冗談は本気でやばいんだ、と実感しました。

本当に飛び込まれて死なれたら大変ですもんね。

 

私は寝るときにそのまま目覚めないほうがいいなーと思うことは多々ありますが、自殺や自傷行為関係には全く手を出しませんでした。だって怖いですもん。死ぬのとか自分を傷つけるの。きっと痛いじゃないですか。

 

 

そんな感じで擬似労働初日を終えた私は、その後、数ヶ月間デイケアに通い、擬似労働を続けました。

 

職場でいじめ抜かれていた私は、単純な作業をするだけでスタッフにめちゃくちゃ褒められるという経験をしました。

 

社会人になって以降、やることなすこと全否定されていた私は肯定されるという喜びを久しぶりに感じた気がします。

 

ただ、それはあくまでデイケア内の閉ざされた環境でのことだともわかっていました。

自己肯定感は一時的に満たされるかもしれないけれど、限定的なものだと。

 

会社に戻ったら、病気持ちと言うことである程度簡単な仕事から始めさせてもらえるかもしれませんが、結局、テーブルを自主的に拭いて回ったからといってめちゃくちゃ褒められる、なんてことはありえないのです。

 

 

デイケアは生活リズムを直すのにはとても役に立ったと実感できます。

ただ、擬似労働はあくまで擬似で、暇つぶし程度のものだったと思います。

 

私の表面上の病状は良くなったのかもしれませんが、深層心理といいますか、心の奥底での考え方とか、根本的な解決にはぜんぜんなっていなかったのです。

それはメンタルクリニックの薬も同じでした。

 

私はきっと会社に戻っても、休職以前のストレス負荷、いやそれの数分の一の負荷でもまた調子を崩すだろうな、とおぼろげに思っていました。

 

 

それでも、生活リズムがもどり、元気になった私はデイケアを卒業することになったのです。

 

さらに次のステージとして一人暮らしも再開してみることになりました。

会社近くに借りているアパートは一年半も空き家のまま借りっぱなしです。

 

ということで実家の近くにあるメンタルクリニックからも転院することになりました。

 

会社近くの病院に最初に通って過呼吸になり、調子をさらに崩した私は、その周辺のメンタルクリニックに恐怖感と不信感を持っていました。

 

そこで、わざわざ先生自ら自分に近い治療法の病院を探してくれ、電話で話をしたところにいくことになったのです。

 

再転院先は初診は数ヶ月先です。

 

私はその間、デイケアへ通う頻度を徐々に減らしていきました。

 

そして、デイケア最終日、「ありがとうございました」とスタッフさんや、仲良くなった患者の方達に挨拶して私は建物を出ようとしました。

 

そのとき、仲の良かった患者の一人に連絡先のメモを渡されました。

 

「また、遊びに来ますよ」

 

私はそう言ってデイケア棟を後にしました。

 

その後、外来診察の棟に行き、退所の書類をいくつか書きました。

そして、病院を後にする際、私はそのメモを待合室のゴミ箱にビリビリに破いて捨てたのです。

 

私が退所することが決まった際、スタッフさんに言われました。

 

「時々懐かしくなるかもしれないけれど、戻ってくる場所じゃない」

「患者さん同士連絡先をもらう場合があるかもしれないけれど、断ち切った方がいい」

 

と。

 

私はその通りにしました。

 

デイケアに通ってからもう10年近くが立ちますが、仲の良かった方たちはいまだに覚えています。

体調が悪いときにふと思い出し懐かしく思うこともあります。

 

ただ、退所したその時から、一度も連絡を取ることはありませんでした。

 

それがお互いのためとも思ったのです。

 

 

そして、再び転院する日が来ました。

 

着の身、着のまま実家に逃げ帰ってきた私は、実家を離れる際も荷物はほとんどありませんでした。

 

朝、私は実家をでました。

 

まるで大学に入るとき、はじめて一人暮らしをするときの気分でした。

母親が私の背中をみて心配する視線を投げかけているのがわかりました。

 

実家から会社のある町までは数百キロの距離があります。

いつもは電車でしたが、闘病生活ですっかりお金のなくなった私は高速バスで帰りました。

 

2011年3月11日のことでした。

 

 

================

↓カテゴリ分をしました↓

自分では共存している事柄なのですが、見にきていただける方達は違うのかなと思って分てみました。

→ うつ病の話

デイトレの話

================

 

 

【20/12/09のデイトレ結果】何かが根本的に間違っている。

 

わずか2日。

 

デイトレを7営業日やってみて勝った日である。

もう少し詳しく書くと2勝1分3敗1大敗だ。

 

ちょっと反省会を開こう。

 

<勝った時>

○入るのがうまく行った

×出るのはあんまりうまくない

<引き分け>

勝ちの銘柄と負けの銘柄がトントン。

入りがうまく行ったり行かなかったり。地合いは特に悪い感じはしない。

<負けた時>

少額の勝ちはあるものの、負けがかさんだ結果、負け。

地合いも悪い、入りも悪い、出るのも悪いでいいところがない。

<大敗した時>

損切りできずに持ち越して、損を積み上げる。最悪。

 

 

な、感じ。

 

そう、結局はあとにも先にも入る時が行けない。

結果が悪い時は結局、買ったあとに、さらにその倍以上下げて、反発が購入額にまで達さないで、膠着状態に入る・・・みたいな銘柄を買ってばかりいることによる。

 

結果、余力を使い果たし、丸一日その銘柄とお付き合いしなければならず、引けで運良くプラ転すれば「良かった!」となりマイナスのままなら「うつ病が悪化する」だけなのだ。

 

そう「だけ」なのである。

 

金銭的には雲泥の差かもしれないが、まだ勉強期間の私的には、(そりゃマイナスだとより落ち込むけれど、)いいトレードができたという実感がないので、結局同じなのである。

 

自分に言い聞かせるためにもう一度言う。

入る場所が行けない!

 

だいぶ高値で買わないようにしているつもりでも、大体寄りで暴落している銘柄の暴落途中の値段で買ってしまっている。

 

一般に「寄り」の暴落はデイトレーダーにとって「大チャンス」と言われている。(youtubeデイトレ講座で言ってた)

一時の暴落を拾って、反発した瞬間に売ればいとも簡単に利益がだせるからだという。

 

ただ、私の場合、成功した日の方が少なく、失敗した日の方が多い。

寄りの「大チャンス」は「大失敗」の元になっていることが多いのである。

 

ちょっと明日は、寄りの大チャンスからは距離をおいてみて、株価の上げ下げが落ち着いた頃から参戦するってことにしてみよう。。

 

(寄りはこの辺で反発するかな??って自分が思ったところのかなり下指値を入れる、くらいの付き合い方でやってみることにします)

 

=====================

7357 ジオコード 2241円 100株 in

7357 ジオコード 2244円 100株 out

9519 レノバ① 2756円 200株 in

9519 レノバ② 2706円 100株 in

9519 レノバ② 2706円 100株 out

9519 レノバ③ 2685円 100株 in

9519 レノバ③ 2707円 100株 out

9519 レノバ① 2756円 200株 out

7357 ジオコード 2096円 100株 in

7357 ジオコード 2110円 100株 out

4017 クリーマ 4805円 100株 in

4017 クリーマ 4810円 100株 out

==========================

   ( 本日の実現損益)     -16,809円

   (12月前日までの実現損益) -57,259円

 +)_________________________________________________

   (12月本日までの実現損益) -74,068円

==========================

 (本日の時点で抱えている含み損益)-279,500円

==========================

(総括)INがとにかく悪い。寄りの暴落銘柄を買うのは慎重に。

==========================

(それぞれの所感)

9519①の寄りで購入した分がずっと尾を引いた結果に。諸悪の根源。結局は、ノンポジが嫌だ!さすがにこれ以上下がらないだろう、的な希望的観測、要はメンタルの弱さによって買ってしまっている気がする。6万円負けてもぜんぜん活かせてないのが残念。

唯一評価できるのは持ち越しせずに引け直前で自動的に売り払ったことくらい。

7357/9519②/9519②/4017たちは微益ながらも入る場所や出る場所は大間違いをしているわけではないので、今後の糧にもなりそう。

==========================

以上。

 

 

 

================

↓カテゴリ分をしました↓

自分では共存している事柄なのですが、見にきていただける方達は違うのかなと思って分てみました。

→ うつ病の話

デイトレの話

================

 

【うつ病遍歴⑥】そして私はデイケアへ(前編)

「①薬による過呼吸」「②転院」「③薬探しの旅」から、

「④毎日が日曜日」という絶望を経験し、夕方起きて、毎日マクドナルドでコーヒーを飲んで、帰ってきて寝る・・・という生活を薬探しの旅の1年間繰り返していました。

 

昼夜は逆転気味になり、あるとき、医者に生活リズムを整えるためにデイケアに通うように言われます。

 

デイケアは私が通うクリニックに併設されているものではなく、電車と徒歩で実家から1時間ほどかかる都市部の「」精神病院にありました。

 

デイケアを持たない私のクリニックはそこの病院と提携していたのです。

 

 

デイケアは軽症患者に関しては、生活リズムを戻すことを目的としていますから、朝9時ごろにほぼ毎日通うことになります。

 

私は田舎の大学に通っていたため、通勤電車に毎日乗るという経験は高校生ぶりです。

ただでさえ通勤電車に慣れていない上、うつ病で人混みや喧騒に敏感になっていた私は、電車に乗るだけで「修行」のような気分になりました。

 

病院最寄りの駅に降りた私は、ふらふらと病院へ向かいます。

 

20分ほど歩いてついた病院は(記憶では)5階建ての大きな病院でした。

私のこれまで見てきた「格子のある」精神病院と違い、一見、普通の総合病院のように見えました。

 

ただ、違ったところは病院に入ろうとすると、時々、叫び声が聞こえることくらいです。

 

 

デイケアに通うにあたり、大病院でも診察(面談)を受けなくてはなりません。

 

待合室でしばらく待ち、簡単な診察を受けて、書類を書かされ、さらっと入所(?)ということになりました。

 

デイケアはその病院の離れのような場所にあり、デイケアのスタッフさんが迎えにきて、私はデイケアに連れて行かれました。

 

ここのデイケアは①元・入院患者で症状が良くなった患者が通う、②近隣のクリニックに通っていた休職中の患者が生活リズムを戻すために通う、という二つの顔がありました。

 

デイケアの建物に入ってみると、5割はお年寄り、3割は中年、2割は10代から30代前半といったところです。

 

もちろん知り合いもいません。

 

手持ち無沙汰で部屋の端っこの椅子に座っていると、若い女性にじーっと見られ、なんだろうと思っていると、しばらくして彼女は卒倒しました。

 

あとから聞いた話だと、彼女はとりあえず若い男が入所すると数分のうちに恋愛感情を持ち、妄想を張り巡らせ卒倒する、ということを繰り返すらしいのでした。

 

衝撃でした。

 

今までの生活ではおおよそ関わらない、新しい世界を見れた気がします。

話でしか聞いたことがないコミュニティがそこにはありました。

 

初日は、衝撃でメンタルがやられてしまい、すぐに帰ったのですが、生活リズムを直せそうという実感があったので、その後も毎日通いました。

 

永遠と手を洗っている人、ゾンビみたいにふらふらと立っている人、妄言・嘘話をぺらぺらと喋っている人、何を言ってるかわからないひと、ずっとアルコール臭がする人、ヘビースモーカーの人、そこそこいい大学を中退して通う同年代の人などメンタルを病んでるイメージの人のオンパレードです。

 

 

何日か頑張って通っていると、それなりに話せる知り合いもできるようになりました。

 

患者の構成も年代だけでなく少しづつわかるようになりました。

 

A:入院⇄デイケアを繰り返している人(3割)

B:入院しながら調子がいい時にデイケアに来る人(1割)

C:障害年金生活保護をもらい一人暮らしをしながら通っている人(5割)

D:休職期間中に通っている人(1割)

 

と言ったところでしょうか。

 

CとDは大抵社会人を経験していて、会社での過労や人間関係で病気を発症してしまったケースが大半でした。なので彼ら、彼女らの病気はうつ病パニック障害統合失調症が主な病気のようでした。

 

特に統合失調症の人たちが多かったように思えます。

(うつ・パニック・統合失調以外の方はコミュニケーションがなかなか取れない方だったり、なんの病気か言いたくない人もいるのであくまで印象になります。梅毒?か何かの性病が脳にまで行ってしまった方も何人かいたのを覚えています)

 

 

私は、大学中退くんと、アル中さん、ヘビースモーカーさんたちと仲良くなりました。全部で10人くらいとお話できる仲になったのですが、他の方はこれと言った特徴がなかったので割愛します。

 

そのデイケアでは麻雀が流行っていたので、私は医者にも言われ、仲良くなるために必死で麻雀を覚えました。漫画のアカギを読んで、ネットの麻雀ゲームを繰り返して覚えました。

 

漫画を読むのも辛かったのでなかなかの頑張りです。

たぶん、丸1年、ほとんど誰とも話さなかったのでさみしかったのだと思います。

 

 

しばらくは毎日通い、麻雀をして、病院弁当を食べ、昼下がりに帰るということを繰り返しましたが、それなりに「動ける」とスタッフに認められた場合、「擬似労働(正式名称はわかりません)」の班に入れられることになります。

 

私も、数ヶ月経って、その班に入れられることになりました。

 

(仮)擬似労働班の主な活動は毎週、デイケアないでカフェをやり、病院スタッフや患者に軽食を提供したり、入院病棟に入って掲示物を貼る手伝いなど、病院スタッフの下働きをすると言った感じです。

 

始めた入った入院病棟はなかなかの衝撃でした。

社会の闇を見た感じがします。

 

この続きは後編で書こうと思います。

 

 

デイケアについてはどんな人がいるのか?どんなところか?などの概要から、私が経験したことについて書こうと思っていたのですが、概要だけで結構長くなっていまいました。

 

次回は「私が経験したこと」をメインにしたいと思っています。

とりあえず、前編はこのへんで締めておきます。

【うつ病遍歴⑤】休職中、毎日が日曜日と言うけれど。。

サインバルタ30mgと呂律が回らない、手が震える、腰痛などの副作用を抑える薬・・・という小康状態なんだか違うんだかよくわからない服用状態で一応のところ薬探しの旅を終えました。

 

最初の病院で過呼吸になってから薬探しの旅を終えるまで約1年かかりました。

秋に初めて病院に罹ってから、一年以上が過ぎ、うつ病二年目の冬を迎えていました。

 

このころの毎日と言ったら、何もすることがなくずっと暇をしていました。

とはいっても活字を読むどころか漫画、アニメなどを眺めるのもつらく、寝ることくらいしかやることがありませんでした。

 

学生時代、登山や海外旅行など活発に動き回っていたの私ですが、そんな体力ももはやすっかりなくなり、夕方に起き、出かけないのはさらに気分が落ち込むと思い、日が暮れるなか高校時代に使っていたぼろぼろの自転車で近くのマクドナルドに行ってコーヒーをのんで帰ってくることをしていました。

 

こうすれば多少なりとも疲れて、夜眠れるのではないかと思ったのです。

睡眠は一日16時間ほどでした。

 

毎日深夜2時とか3時に寝て夕方起きるのです。

 

昼夜逆転気味のほぼ寝たきり状態です。

トイレに行くのも面倒くさく、「トイレに行けた」と言うだけで自分をほめてあげたい気持ちでした。

 

 

さて。そんな毎日を過ごしつつ治療に励んでいた私ですが、薬の服用による抑うつ状態の改善を全く感じていませんでした。

 

毎日、起きて寝る。食欲は全然ないけれど、実家で親が作ってくれることと、食べた方が体に良いことはわかっていたので毎日無理して食べていました。

 

それでもみるみる痩せていき、56キロあった体重は48キロに落ちていました。

 

 

病院へはしばらくして「病状が安定した」という理由で週に一度の通院が隔週になりました。でも、私は過呼吸が治っただけの状態で、ただスタート地点に戻っただけとも言えます。

 

そんなあるとき、医師から「デイケアに通え」と言われました。

 

私が通っている精神科は個人医院でデイケアは自宅から電車などを乗り継いで1時間ほどの大きな精神病院の中にあるといいます。

 

生活リズムを整えるのが目的でした。

 

私は一カ月ほど渋って、自分で生活リズムを整えようと努力したのですが、まったく治らず、毎日、すごく暇をしていたのと相まって、通うのもいいかなと考えを改めました。

 

この一年、心配してくれた友人と1、2回会っただけで、ほぼ誰とも会わず、誰とも話さない日々を過ごしていたので、薬も効いている実感もない中、この変化が寛解するきっかけになるかもしれないと思ったのです。

 

それに、休職して最初こそは毎日日曜日で溜まりきったストレスを発散すれば病気もよくなるのではないかとおぼろげに思っていました。

 

しかし、実際は朝(夕方)起きて、自分に何もすることがないことに気が付き絶望する毎日なのです。

 

日曜日は毎日働いたり頑張っているからこそありがたいものであって、毎日が日曜日でも気分が晴れやかになることはないのだと実感しました。

 

これが大学生の話であれば、気分転換に海外旅行にでも、となるのですが、あくまで休職の身、治療に専念しなければならないので堂々と表を歩くのもはばかられる状態で、常に後めたさを感じていたのも一因ではないかと思われます。

 

ともあれ、私はデイケアに通うことになりました。

まがいなりにも、毎日通うところが与えられたのです。

 

まるで転校するときのような不安と期待の気持ちで通う日を待っていました。

 

 

 

 

【20/12/08のデイトレ結果】早る気持ちと恐怖で小失敗

昨日の約−6万円の損益は気持ちに深ーーーーーーーーーーーい影を落としています。

 

なんとか少しでも取り戻せたら!!!!と、「買えなくても機会損失」と思って指値を入れていたここ数日のマイルールを改変し、「ちょっと下がったら買う」みたいなことをする。

 

(私は逆張りデイトレをやってみています。)

 

さらには、昨日の失敗の恐怖から普通なら500株とか購入するところを200株とかちまちま買って、ちまちま損をするみたいなこともしてしまう。

 

運良く、利益が出ることもあったけれど、利益を出してもホールド時間が長くもやもやとして過ごす。

そして、他のほとんどはホールド時間が長い、もしくはホールド時間が長いかつ損を出すという残念な結果。

 

早る気持ちを抑えるのが課題だ。

恐怖に打ち勝つメンタルも課題だ。

 

私はうつ病なので普通の人の数万倍お豆腐メンタルだ。

絹ごしである。お豆腐メンタルでもいいから、せめて高野豆腐になりたい。

 

 

過去、5日中3日の負けの日は(今日を入れると4/6で負け)だいたい、指値を甘く入れてしまって、それ以上に下がって損をする、またはホールド時間が長くてプラマイゼロで投げ売りするという感じだった。

 

過去の負けは「利益を出してフル板が見れるwindowsのパソコンが欲しい」という良くからきている。なので1万円くらい勝った翌日に1万円くらい負けるということをした。

 

そんな欲にまみれた売買をした結果、月曜に大損こいて、さらに焦って、さらに冷静な売買ができないという状況に陥った。

 

デイトレを始めるにあたり、私はyoutubeにて先輩方の失敗談や失敗していく人の心理みたいな動画もみているのである。

 

なのに、まさにその通りの負けを再現する結果になっている。

 

うーーーん。人間って不思議です。

=====================

3902 メディカル 2506円 100株 in

3902 メディカル 2526円 100株 out

3902 メディカル 2546円 200株 in

3902 メディカル 2543円 200株 out

3264 アスコット 334円 500株 in

3264 アスコット 328円 500株 out

5986 モリテック 539円 300株 in

5986 モリテック 532円 200株 in

5986 モリテック 548円 200株 out

5986 モリテック 544円 300株 out

==========================

   (12月前日までの実現損益) -59,504円

   ( 本日の実現損益)     +2,245円

 +)_________________________________________________

   (12月本日までの実現損益) -57,259円

==========================

 (本日の時点で抱えている含み損益)-259,532円

  ↑今持ってるのは数年前に買って塩漬け・発酵中の銘柄のみ↑

デイトレを始める前に買い、完全に放っておいているやつなので、株価が戻ったら売却するつもりです。戻る日がくれば・・・)

==========================

(総括)高値つかみばかりの日。焦ってもいいことない。冷静になろう。(といいつつ自分の心理を読んで抑えるのはとても難しい・・・)

==========================

(それぞれの所感)

3902メディカルは一回目のインで運良く利益が出たからと再インして損を出す。一回目のインすら本当に「運」だったのでまったくいいところがない。なにも評価できない。

3264アスコットは勝ったあと、ずっともやもや。昼をまたいでもやもやしながらも、株価もずっともやもやしていたので損切り。この取引が一番最悪。ちょっと下がってきたからと飛びついて買ってしまい、含み損を抱えながら過ごし続けるという、お財布にも気持ちにもいいことがないトレードだった。飛びついちゃいけない。

5986モリテックスチールに今日は助けられた。たまにンギャギャギャと動く時があって、最初の300株は失敗したけれど、ナンピン(と言えるのか??)の200株を追加購入して利益を出せた。ただ、これもお財布的に助かっただけで、指値の入れ方とかやっぱり評価できない売買だった。

==========================

以上。

【うつ病】HSS型HSPとしての気持ち

HSPという言葉が流行っていますね。

 

毎日体調が悪いのですが、それでもたまーーーーーに、本屋さんなどを訪れると、「繊細さんの本」みたいなタイトルがいっぱい並んでいます。

 

HSPはHighly Sensitive Personの略で要は「気にしすぎ」な人をいいます。

「繊細さん」の本が出るちょっと前くらいに、その言葉を知り、(本当は専門家がいればやって欲しいのですが)セルフ診断をしてみました。

 

中〜重程度のHSPでした。

 

「ああ、そういうことだったのか」

私は少し溜飲が下る思いになりました。

 

と、いうのも、私はうつ病になる前もなってからもずっと、

「よくこんなストレスだらけの社会や人間関係にみんな折り合いをつけてやっていけるのだろうか?」

と疑問を持っていたのです。

 

そして、私の結論として自分のストレス耐性がないのだと結論付けていました。

 

しかし、HSPという言葉を知り、そもそもあらゆる事象に対しての受け取り方が人によって違うということに気がついたのです。

 

人によってストレス耐性もあるでしょうが、そもそもの受け取り具合の違いでした。

 

例えば私の場合、友人から愚痴を聞くことがあったとします。

友人のストレス50の話を聞いたとすると私はその話をまず自分ごとのように感じ、しかも100に増幅して受け取ります。

そういう愚痴話を聞く機会があると、友人はすっきりし、私は別れた後寝込む、みたいなことが結構ありました。

 

他にも、人が怒られているところをみると、自分ごとのように感じて気分が悪くなったり、匂い、光、音などにもすごく敏感で、そういう五感の変化に対しては複数人でいる時なんかは大抵私が先に気がつきます。

 

 

「よくこんなストレスだらけの社会や人間関係にみんな折り合いをつけてやっていけるのだろうか?」

 

その疑問の答えは

「私ほどみんなは社会や人間関係に対してストレスを感じていない。(気にならない)」

と、いうことでした。

 

HSP関連の本を読んでいると、身に覚えのある特徴がたくさん書いてあり、自分はHSP気質なんだと改めて実感させられたわけです。

 

HSPの本には大抵、そんな気質の方のために普段の生活の安らぎ方についての指南が乗っています。

(女性向けの本だからか)「夜、眠る前にハーブティを飲んでリラックスしよう」とか「1日スマホをみるのをやめよう」とか「ヨガをしてリフレッシュ!」とかです。

 

とにかく五感の刺激をシャットアウトしようということみたいです。

 

 

が!

 

私はまだ疑問に思っていました。

 

刺激が苦手なのに、私は非常に好奇心が旺盛で「経験してないことはとりあえず一度は挑戦してみたい」と思う性質なのです。

 

HSPならば休日は仕事で得たストレスをリフレッシュさせることに集中させればいいのに、私がまだ勤め人だった頃は刺激を求めて休日も全力疾走をしていました。

 

例えば、普通の土日で海外旅行に行ってくる、みたいなことです。

 

海外旅行関連では私は学生のころから刺激的なところへ顔を出す傾向にありました。

タイではクーデター直前の反政府集会に紛れ込み、インドはテロがあって友人と行くはずが一人旅になってでも訪れ、ネパールでは山道でマオイストに道路封鎖され、ハンガリーでは公園で物品を売って警察に捕まりました(外国人が商売をしてはいけないようです)。

そうして刺激的な日々を過ごして帰国してきた私は、かならず数日寝込むのでした。

 

これはただのHSPではなく、HSS型HSPというらしいのです。

 

HSS、すなわちHigh Sensation Seeking。高い刺激を求めるのに、刺激が苦手な人を差します。

 

なんてチグハグで不幸な性格だ・・・涙

 

これは自傷行為に等しい性格じゃないですか。

 

ただ、HSPもHSS型HSPも人間も動物も一定の割合で存在するのだと言います。

HSPは15〜20%

HSS型HSPは6%とのことでした(少なすぎる・・・)

 

なぜ一定数存在するのか?

これは生物学的に考えると納得の答えです。

要は種族を守るために少数にこういった気質が現れると考えられているみたいです。

 

HSP気質がその種族にいなければ、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」楽観主義者だらけの種族になってしまい、つい危険な場所に行ってしまったり、危険なことをしてしまったりするので、結果、種族が滅びる可能性が高くなります。

 

HSPは種族の中で「ねえ、危ないよー」「やめようよー」「怖いよー」と感じることによって、種族がみんなで滅びるのを防いでいるのです。

ただ、比率的にどうしてもマイノリティなのは、心配性が多すぎると、種としての発展も抑制してしまうからでしょう。

 

ではHSS型HSPは種族的になんで存在するのでしょう。

これは、私の経験から種族の「斥候」なんじゃないかと思っています。

HSS型HSPの人は基本的に刺激が苦手です。なのに刺激を求めるわけです。

 

そんな彼ら、彼女らの心理は人から見れば突拍子もない行動に見えても、自分の中に基準を持っていて「このくらいなら行ける!」と判断して刺激を求めに行っていると考えられるのです。(完全に自分の経験上です)

 

闇雲に突き進んでいるわけではない彼らは、無計画に挑戦をしているわけではありません。ある程度のアタリをつけて進んでいるのです。なので刺激を求めつつも、自らをなるべく滅ぼさないような慎重さも持ちわせているのです。

 

これは斥候に最適でしょう。

 

彼らは種族的に考えると、無事戻ってきた場合は種族に新たな知見をもたらし発展に大いに貢献することになるでしょうし、戻ってこなければ6%というごく少数が減るだけですので捨て駒にすればいいのです。

 

 

これらのことからHSPもHSS型HSPも種族の発展のため、滅亡阻止のため、行って数いなければならない必要なマイノリティであることがわかります。

 

ただ、そんな特性をもった者たちは幸せでしょうか?

 

種族的には役に立つのかもしれないですが、個人的にはめちゃくちゃ苦しいです!

 

当たり前ですが、社会はマジョリティを基本に作られています。

 

マイノリティは軽度であれば無理に型に嵌め、重度であれば社会福祉で面倒みようという考えで社会は回っています。

 

別にマイノリティだから社会福祉で面倒みてもらって食っていければ幸せか、といったら全然幸せではありません。

別に食べるために生きているわけではなく、人の役に立つとか、自分しかできないことをやるとかで、自分の存在意義があってこその生きがいだと思うからです。

 

そんなわけでHSS型HSP気質の私は、常に刺激を求め、「まだやったことがない」という理由で最近、デイトレを始めてみたわけです。

 

デイトレは種族の発展に役立つかは分かりませんが、刺激を求めて、マイノリティを突き進んでいることは事実です。

 

HSS型HSPは持って生まれた特性です。

変えられるものではありません。

 

そして、これまでの人生はこの特製のせいで苦しいことばかりでした。

 

願わくばこの特性を活かして、自分が輝ける、できれば社会の役に立つ(※)ことができたらいいなと常日頃から考えています。

 

以上。

 

(※私は自分より先に人に尽くしてしまう傾向があり、先日、医者に「まずは自分の生活を成り立たせろ」と言われたのでしばらく自分本位で考えるようにしています)

【20/12/07のデイトレ結果】高い授業料/4057の死場所を探す

「地合いが悪い」とは先週金曜日とか、今日みたいなことをいうのかな?

 

・・・ということを学んだ。

 

何かの指標とか、ニュースとか、アメリカ市場がどうとか、そういうのはまだ全然わからない。

ただ、どちらの日も朝から売買が活発じゃない地合いの悪さの「雰囲気」だけは感じ取っていました。

まだデイトレを始めて間もないけれど、いや、間もないからこそこういう時は参戦せずに「待つ」ことを学ばねばならないです。

 

こういう日に素人が手を出すと大火傷する(した)。

 

今日は、思わず持ち越してしまった4057インターファクトの死に場所を探し続けた。

結論からいえば朝イチに売るべきだった。

 

いくばくかの反発を期待していたものの、金曜日と同じ地合いの悪さで、マイナスをさらに上乗せしてしまった形だ。

 

じゃあ今日も持ち越すのか??

 

自問自答してみたが、金曜日に持ち越しして、土日のメンタルは最悪だった。

 

生きた心地がしなかった。

 

今日は何がなんでも売ってしまうつもりでいた。

 

その結果・・・↓↓

 

高い勉強代になりました。

 

======================

3902 メディカルデータ 2701円 100株 in

3902 メディカルデータ 2693円 100株 out

(4057 インターファクトリー 3405円 200株 in 持越分)

4057 インターファクト 3062.5円 200株 out

5986 モリテックスチール 612円 500株 in

5986 モリテックスチール 620円 500株 out

5986 モリテックスチール 596円 500株 in

5986 モリテックスチール 600円 500株 out

5986 モリテックスチール 581円 500株 in

5986 モリテックスチール 591円 500株 out

=======================

   (12月前日までの実現損益)+14,859円

   (本日の実現損益)             -59,504円

 +)_________________________________________________

   (12月本日までの実現損益) -44,645円

=======================

 (本日の時点で抱えている含み損益)-293,932円

  ↑今持ってるのは数年前に買って塩漬け・発酵中の銘柄のみ↑

=======================

(総括)金銭的には大損こいたけれど、ノンポジになったことで肩の荷が降りた気がする。明日からまた頑張ろう。今気がついたけれど、ここ数日のトレードのことをコツコツドカンというのではないだろうか。。みんなが通る道なのだろうか。。できるなら二度と通りたくない道。。。

=======================

(それぞれの所感)

3902は、4057の悪夢(含み損)を思い出し、そのストレスとの天秤に掛け、マイナスで売り払う。(その後、結果的に上がったけれどそれはどうでもいいとする)

4057売った!大損したけれど、売った勇気を讃えたい!そして、きちんと自分の糧にしたい!学んだことは「地合いの悪い時、寄りでは絶対手を出すな!」です。そのまま引きづり込まれて売るに売れなくなる。。。

5986は、本日唯一評価できる売買だった。余力(100万円くらい)を全部使って三度入る。読みが的中。ただ、普段なら私の中ではそれなりの・・・いや大喜びの利益ってことにになるのだけれど、4057インターファクトくんが酷すぎて、目立たず。残念。

=======================

以上。

 

【うつ病遍歴④】薬探しの旅/うつ病患者の3割は抗うつ薬が効かない!

医者の見立てや体質で最初に処方された薬がピタリと合う人と合わない人がいます。

 

合わない薬を飲んでいる場合、副作用ばかりが出て、むしろマイナス効果になることも。

 

当時、10年もうつ病と付き合うことになるとは思っていなかったので、お薬手帳などに書いたりはしていませんでした。

なので今回は、現在、国内で処方されている抗うつ薬を調べてみて、「これまでに私がおそらく処方された」と思われる薬を書いてみます。

 

ドグマチール

デプロメール

パキシル

ジェイゾロフト

○レクサプロ

サインバルタ

 

これを、転院後、最初期は週に一回、クリニックに通い、処方の量や、副作用への対策などを試していくことになります。

 

現在は副作用を抑えられていますが、当時、出ていた副作用を思い起こしてみると、

 

○呂律が回らなくなる(これはかなりショックでした)

○手が震えて文字が書けなくなる(これもすごくショックをうけます)

○気持ち悪さ(吐くまで行かない気持ち悪さがずっと続きました)

○のどが乾く(やたらと水を飲むようになります。いずれ書きますがデイケアでもずっと水を飲んでいる人がいました。)

○頭がさらにぼーっとする(ただでさえ鬱で頭が働かないのに、さらにぼーっとします)

○肩こり・腰痛(それまで肩こりになったことが無かったので、肩の違和感が「肩こり」と気がつくまでかなりの時間が必要でした)

 

など。

 

これらの副作用を抑えることも同時に進めていきますから、「手足の震えを抑える薬(主に老人に処方される)」や「気持ち悪さを改善する薬」から血行をよくする漢方」まで、どんどん処方されていきました。

 

 

抗うつ薬を飲み始め、一定期間が立つと、効果的な患者は寛解の方向に向かうといいます。

ところが、私は薬によるプラス効果はほとんど感じられなく、むしろ副作用だけが辛かったのです。

 

これは前の病院でも、転院後の病院でも同じでした。

 

診察で「呂律が回らない」と伝えると「呂律が回る薬」を処方され、「喉が乾く」というと「喉が乾かない薬」を処方されました。

 

そしてこれは今でも覚えていますが、一番ひどい時で1日30錠(包←漢方もあるので)の薬を飲んでいました。

 

もともと私は自虐的な性格ですから「コレハ、ニンゲント、イエルノダロウカ?」なんて思っていました。

 

そんなどの薬も全く受け付けず、「薬探しの旅」に1年も費やすことになってしまいました。

私の勤めていた会社は福利厚生がわりと恵まれていたため、その間も休職をつづけていました。

 

そしてようやく「サインバルタ」という薬で副作用があまり出ないことがわかり、以降サインバルタの処方寮の上下で調整していくことになります。

 

 

ただ!

 

 

ただ、ですよ!

 

 

私はうつ病を治したいがために、毎週、病院に通っているわけです。

 

うつ病を治したいがために、いつか帰れると思って、どんどん減っていく貯金を眺めながら、誰も住んでいないアパートの家賃を払い続け、毎週数千円の診察・薬代を払っているわけです。

 

一年も薬探しの旅を続けていると、いつしか副作用を抑えることが目的地と思ってしまいますが、違うわけです。

 

 

ただ、旅を通して、私は薬による鬱が寛解する効果を感じたことが一度もありません。

それはうつ病歴が10年になった今もです。

 

 

実は、うつ病罹患者のうち3割は抗うつ薬が効かないのです。

 

 

医者は処方することによって診療報酬、院内処方なら薬代ももらえるので、それについては言われたことがありません。

 

 

ただ、私はこの3割の部類なのではないかと思います。

 

でなければ10年も待たずに、薬が効いて、とっくに寛解しているはずですから。

 

 

「じゃあ、毎日飲んでいるこの薬たちは、私の肝臓に負担を掛け、脳内をいたずらにかき混ぜているだけなのでは??」

 

と年に1〜2度思うことがあります。

 

抗うつ薬の効果がないのに、飲み続けるというのは、目に見える副作用が出ていないだけで、体には確実に負担をかけているわけですから。

 

そこで私は、医者に言われることなく、勝手に薬を飲むのをやめてしまったりもします。

 

 

すると、「服用をやめたことによる副作用」、いわゆる「離脱症状」が出てくるのです。

 

私の場合は立ちくらみが永遠と続いているような症状。貧血みたいな症状がずっと続きます。

歩くだけでクラクラして、そのまま気を失うんじゃないかと思えるほどです。

 

 

そして敢えなく、医者と西洋医学による薬への密かな反抗は失敗に終わり、また薬を飲み始めるわけです。

 

ちょっと調べると、抗うつ薬は、多かれ少なかれ、脳を楽しくさせるための薬です。

要は麻薬みたいなものなのです。

 

麻薬に依存症があって止められないように、抗うつ薬も依存があるのです。

(診療の明細に「麻薬加算」みたいなことが書いてありますし。)

 

 

と、いうことで現在はサインバルタからレクサプロに戻り、服用し続けていますが↓のような状態がもう8年くらい続いています。

 

・副作用はあまりない

・効果はあまり(全然)ない

離脱症状が出てやめられない

・金ばかりかかる(もちろん保険適用なので税金も食い潰している)

 

 

これって効果的な治療って言えるんでしょうかね??

 

私には高尚な方達の考えが分かりませんが、一定数(3割)の薬が効かない患者に対して、7割の患者のための治療を続けるのは、(どうせ効かないので)人生の時間を浪費されて、ただ病院の利益を生み出して上げているようにしか思えないのです。

 

ただの金づるですよ。

 

 

そして、私は紆余曲折を経て、デイトレに手を出してみるのです。

つい先日、なけなしの100万円で始めたところ、現在(20/12月)の時点で約−30万円を叩き出しています。

 

最悪です。笑

 

 

薬探しの旅は終えて、現在「レクサプロ」という一見安住の地にいるわけですが、10年という闘病期間を経て、20代、30代前半という時間を(言うと凹むので言いたくないのですが)無駄に浪費し、現在に至っているわけです。

 

ただ、薬は安定しても、病状はずっと低空飛行で、東日本大震災やコロナなど大きな災害などで時々墜落して動けなくなる、という生活を何年もしています。

 

薬探しはうつ病の治療における、ひとつの過程でしかありません。

要は寛解して欲しいのです。

 

これからもうつ病と長く付き合っていくことになりそうですが、人生についても色々と挑戦していき、安住の地をいつの日か見つけたいと思っています。

 

とりあえずはデイトレをがんばってみますね。

 

===============

このブログでは主に、デイトレの結果を書いていこうと思っていますが、私が経験した「うつ病」に関する体験を特にまとまりもなく、書いていこうとも思っています。

うつで苦しんでいる患者さん・そのご家族・近しい方々にとって、少しでも参考や反面教師になったら、私も社会で少しはお役に立てたかなと感じられて、本望です。

 

自己肯定感が低い私ですので応援していただけるとうれしいです。

よろしくお願いします。

 

 

================

↓カテゴリ分をしました↓

自分では共存している事柄なのですが、見にきていただける方達は違うのかなと思って分てみました。

→ うつ病の話

デイトレの話

================

【うつ病遍歴③】転院

 前回の記事で、予約がいらなくてすぐ診てもらえる病院を選んだ結果、病状がさらに悪化した私は、過呼吸になり「これは死ぬ!」と感じました。

 

セカンドオピニオンなどを検討すべき段階だったと思うのですが、田舎の街に住んでいたため、病院の選択肢は少なく、良さげなところは予約がいっぱいという状況。

 

一人暮らしで、無理して食べる、食べさせられるということもできず、ご飯を食べていない状況が何日も続いて、もう無理だと思いました。

 

幸い、両親も健在なので、実家を頼ることにしました。

 

実家は一人暮らししていた街よりも少しばかり都会で、病院の選択肢もあります。

薬を飲めば飲むほど体調が悪くなるという現在の状況や、ぼろぼろになった生活環境を改善できるという思いもありました。

 

通っていた「やたらと綺麗でアコギな商売で儲かっていそうな病院」に「生活が維持できないから実家に帰る」という理由で診断書をもらい、すぐさま電車に乗って実家に帰りました。

 

その間も過呼吸は続き、また、パニック障害ではありませんが、人混みが物凄いストレスだったので、実家に帰ったあとは、完全に寝たきりになりました。

 

それでも、もらった薬を飲み続けていましたが、病状はどんどん悪化。

むしろ薬がいけないんじゃないかと思ってしまうレベルです。

 

過呼吸で息苦しさが続くので眠ることもままならず、三食無理して食べさせられていたものの体力はどんどん落ちていきます。

 

実家近くの病院でも、やはり評判のいいところは数ヶ月待ちという状況。

 

ただ、はたから見ても私の症状は一刻一秒を争うように見えたみたいで、心配した両親が医者に泣き付き、診察時間外になんとか初診をねじ込んでもらったようです。

 

(今考えれば、両親にも感謝ですし、診察時間外にも予約を入れてくれるこの病院は、すごく患者に親身になってくれている病院だったのだと思います。)

 

 

 

そして初診。

 

 

まずはカウンセラーと1時間くらい面接して、その後、医者と1時間の初診。

 

合計2時間です。

 

前の病院では初診から診察時間が5分だったので、単純に12倍の診察代を取られるんじゃないかと内心、財布の中身を心配していたのを覚えています。

 

ただ、診療報酬的には「〜30分」「30〜1時間」のように分けられるみたいで診察代はほとんど変わりませんでした。カウンセリングも保険適用で数百円でした。

 

前の病院がいかに適当だったかがわかるお話かと思います。

 

 

そして先生に言われたこと。

 

「君の病状は明らかにうつ状態だと思われる。が、前の病院で処方されている薬は(何かの方針があってのことかとは思うが、)『うつ』にも効くが、どちらかと言ったら『統合失調症』寄りの薬です。過呼吸はその薬の副作用だと思われるので、まずは薬を変えて様子を見ましょう」

 

 

私は「やはり毎日、毒を飲んでたんだ!」と思いました。

 

 

家に帰って薬を変えてみると、ピタリと過呼吸は止まり、とりあえず眠ることができるようになりました。

 

健常者が100だとすれば、うつ病になり、60になった私は通院により30くらいにまでマイナスになりました。

うつが寛解する状態がさらに遠のいた形で転院し、まずは30を60にするところから再スタートすることになります。

 

 

今後は、「合う薬を探す旅」「デイケアに通った話」などをしていけたらと思っています。

 

現在、(私もですが)うつに苦しんでいる方に、何かの参考になれれば幸いです。

【20/12/04のデイトレ結果】手を出しちゃいけなかった/なんでもいいから新しいパソコンが欲しい

どんな事業であれ(それはデイトレであっても)設備投資などは必要になってくると思うんです。

 

私は収支がプラス10万円にすることができたら、それで新しいパソコンを買おうと思っているのです。

 

今使っているのは、2012年に周りで流行っていたのについつい乗って購入したMacBookAir。

 

パソコン自体の性能は、高負荷をかけないため、全然使えるのですが、問題は今使っている楽天証券のマーケットスピードforMac。なんでも聞くところによると、windows版のマーケットスピードはフル板が見れるというじゃ無いですか。

 

Mac版は見れないのです。

 

まだ3日しか使っていないのですが、Mac版で見ることができる板より低い指値を入れる時、はっきり言って「勘」で入れています。

フル板が見れればそんなことは多分やりません。

 

なので新しいパソコン(windows)が欲しいのです。

ということで収益が出た日は夜な夜な、「どのパソコンが欲しいかなー」と内心ワクワクしてみているのですが、だいたいその翌日は負ける・・・。

 

て、ことで大負けしました。

 

なんかヒートマップ(っていうんですか?)が全体的に緑色でビカビカしていたので、ど素人の私が手を出しちゃいけない日だったんだ。。

 

こういう時は利益はなくても実損もない「見」をして学ぶべきだったんだ。。

 

だって、まるで一昨日、損した時とそっくりな流れだったもん。

 

挙げ句の果てにインターファクトリーは逃げられず持ち越してしまった。。。

 

実現も含みも損がかさみました。

せめてこれを糧に、これこそを糧に、精進したいです。

 

 

===========================

7082 ジモティ 3405円 200株 買い

7082 ジモティ 2866円 200株  売り

4057 インターファクトリー 3405円 200株 買い(持ち越し)

===========================

  ( 本日の実現損益)-335円

  (12月前日までの実現損益)+15,194円

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  (12月本日までの実現損益) +14,859円

===========================

  (本日の時点で抱えている含み損益)-286,767円

===========================

(総括)手を出しちゃいけない日だった。

===========================

(それぞれの所感)

7082ジモティはなんとか逃げられたという感じ。途中から「あ。今日はやばいやつな気がする」と思い続けてました。1日目勝ち、2日目負け、3日目勝ち・・・で4日目はまるで2日目の再現をみているような気がしていた。。

4057インターファクトリーは一昨日大損した4385メルカリをみているような気がしていたのです。含み損を朝からずっと抱えていて、「デイトレの持ち越しは御法度!」と自分を言い聞かせて14:00くらいに売ったとたん、急に上がり出して含み益レベルになったのです。なので「はいはい。メルカリタイプね!ふふーん」と割と余裕で最後には上がるんだろうとみていました。。。そして気がついたら15:00。気づけば初の持ち越しに。しかも週末。数年前から持ち続けている銘柄と含めて今日だけで10万くらい含み損が増えてしまいました。なんとか頑張って週末だけはリフレッシュしなければ。。

===========================

以上。